ONEonONEヘアサロン suffcuts の bosscuts のブログ

長野県東御市にあるDO-S&ハナヘナ専門ぼっち&おしゃべり&おせっかいヘアサロン ・ 人生、恋愛、歴史、経済、宗教なんでもござれダメージヘアを語る隙間にアナタのその日のキモチさえケアしてしまうよと豪語してはばからない恥知らず似非心理マジシャン(自称)スタイリストbosscuts の販促ではないでも集客目的ではあるのかもしれない本気かよ、ってつまりごく個人的欲求の吐き捨て場へようこそ ・ No! Treatment! がモットーだからツヤツヤサラサラとか馬鹿なことは言いませんから

辛抱さえ楽しく

家の駐車場を出た先の交差点からずっとわたしの後ろにいた大きなワンボックスカーが、国道をしばらく進んだ先の信号に灯る赤を認めた瞬間にわたしの横をすり抜けたワケです。

 

国道の黄色い斜線は追い越し禁止ですよ、とかそういうんじゃなくて、そのクルマは交差点の角にあるコンビニの駐車場に滑り込んだだけなのであって何か違反らしきを犯したわけなのではなく、だからといって。

 

国道の横っ腹に側道が突き刺さるT字路。

横っ腹から正当に国道に突き刺さったのは件のワンボックスカーで、つまりそのワンボックスカーは信号を待ちきれないばかりにコンビニの駐車場へと突入しそれを斜めに突き抜け合流する側道へ侵入、つまりまんまと国道の流れの一手先へのワープを達成したというそんな一コマ。

 

 

朝は誰もが忙しい。

一家を預かる母となればそれは尚のこと。

ワンボックスカーのハンドルの主が、三十路真っ盛りと思わしき朝の母の姿であったこと、わたし見逃しませんでした。

朝から視線がゲスいですうるせえなほっとけっつの。

 

「あれが自分の母ちゃんだったら俺イヤだ」

「あはは、テンション高いよね」

 

イヤがったのはわたし、あははと笑ったのはムスメちゃん。

 

そういうこと言ってんじゃないのに、と思ったけど、また面倒臭がられるだろうし朝なんだし一日の始まりなんだし、と思って、「今日でプール終わりなの?」ってお茶を濁す。

「終わりだけど、あたしまだ明後日補習ある」

「あっそ」

 

必殺技使えば女の子はプールなんかカンタンに休めるから、ムスメちゃんは夏休みとかやたらプールの補習やってた。

そんなんもコツみたいなモンなんだろって思いながら、自分こそ夏休みなんかプールの補習ばっかっていうか授業でやるよりよほど楽しいとかってノンキ振舞ってたこと思い出したりなんかして。

 

こいつも将来、交差点ショートカットとか企てる母ちゃんになるんだろか? 

 

そういう感じイヤだってことをパブロフの犬的思考の展開つまり条件反射っていう朝っぱらの精神衛生に基づいてわたしはわざわざ面倒臭がられそうなことをムスメちゃんに投げたのだと思うのだけれどそれって人類的視点における男女差別だってことくらいわたしは多分存分に承知していて、だからこそそんな直後に「でもそういう先入観とかべき論みたいのって、女の人には迷惑なハナシだよね、女のクセにタバコすうなとかさ例えばそんな感じとかさ」なんて言い訳したくなったはずなワケで。

 

「でも、そういうことにこそ男女平等とかって平気で主張したがる女とかアホだと思う」

 

我先を急ぎたがる女を是としない男っていう世間の要求をアホかやってられっかって堂々と唾棄できるのは本当に女っぽい有り様だと思うのだけれど、そうは思うけど実際危ないし何だか馬鹿っぽいじゃんかだからあたしはいいかなちゃんと信号待ちますよそんな程度には馬鹿じゃないですそこんとこよろしく、みたいなトコこそが自己っていう性別に対する敬虔さっていうか単純に品性っていうか、不平等の平等っていうものこその入り口なんじゃないのか、女の子っていう特権じゃないのか敵わなさなんじゃないのか、なんてことを瞬間考えたのだけれどそんな面倒臭さこそ瞬間に鬱陶しく嗅ぎつける羞恥心くらいはもちあわせてる自覚はあるつもりなのでムスメちゃんには言わなかったのだし「プール」なんてことを言い出したワケなんだし何のことない、今こうしてデトックスしてるっていう嘘臭さ全開。

 

 

ショートカットしたついでに誰か引っ掛けて人生遠回りとか普通にあるでしょ、くらいのことは言っといてもよかった気はしてる。

でもやっぱ朝っぱらから話すことではないか。

一日のはじまりは大切だ。

 

普通に渋滞をやり過ごしたわたしは損してるんだろか。

余計にアクセル踏まなかったからよしとしようか。

 

何事もない、っていう有り様を淡々とこなすことにこそ要求される辛抱強さとか、そんなことを意欲的に盛り上げたがる何かとか、そういう世の中になっていくはずのこの先への期待とか、そんなことを朝っぱらから妄想してたらしいですアホかと。