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ONEonONEヘアサロン suffcuts の bosscuts のブログ

長野県東御市にあるDO-S&ハナヘナ専門ぼっち&おしゃべり&おせっかいヘアサロン ・ 人生、恋愛、歴史、経済、宗教なんでもござれダメージヘアを語る隙間にアナタのその日のキモチさえケアしてしまうよと豪語してはばからない恥知らず似非心理マジシャン(自称)スタイリストbosscuts の販促ではないでも集客目的ではあるのかもしれない本気かよ、ってつまりごく個人的欲求の吐き捨て場へようこそ ・ No! Treatment! がモットーだからツヤツヤサラサラとか馬鹿なことは言いませんから

手頃には手に入らん

ご長寿台風10号サマのおかげで休日だというのに朝から雨ですな。

すっかり肌寒くて、ムスメちゃんを学校まで送っていくのにカーディガンなんか羽織っちゃったりなんかして、本当にすっかり秋なのかとかそんな感じ。

 

嘘です冗談じゃないですよ、台風が行き過ぎたならまた南風連れ込んで残暑だとかって生意気な夏の名残にうんざりすんでしょ多分そんな感じなんでしょこちとらうんざりなんてまるきりしないのだけれども。

 

今シーズンもカーディガン二枚くらい買おうかな、ってついこの前考えた。

昨シーズンは古着で超お気に入りみたいのが手に入ってとても嬉しかったので、今シーズンもパート2狙いたいTシャツとカーディガンばっかで鈍らな冬なんぞ乗り切ってやるってそんな安上がりみたいな気合でもって早くも大嫌いな季節到来に向けて強がってみたりなんかします。

 

歳のせいでしょう無茶なおしゃれとか全然必要なくなって、世代のせいなんでしょうわたしなんかこれからの季節カート・コバーンみたいなダレた生活感丸出しみたいな服の選び方とか全然好きで、全然頑張ってないけど野暮とは違うんだぜそこんとこわかってんのかよそこの一生懸命ちゃんよう、なんてもっぱら感じ悪くクソみたいな年輪でも晒してみようかしらねなんて一応企んでるみたいなフリするんですけれども所詮散々ずっこけまくってばっかなんですよね。

 

四十も過ぎて茶っこい野良犬みたいなアタマ欲しがってどうするジャ〇ーズの成れの果てみたいの目指してどうする。

これから運動会とかの季節ですけど、子どもたちが張り切るとかそんなことは当たり前だから頑張ってよね、ってそれっきり。

所詮頑張んなきゃいけないのは親御さんたちもいっしょだろっつことはお弁当がどうとか場所取りがアレとかお父さんビデオちゃんと撮ってよね去年みたいにずっと他所んちの子自分とこの子と勘違いしてトラック一周追いかけまくるとかおポンチかますのとか勘弁してよね、なんてことはどうでもいいのさそんなことより父さん母さん頑張らなきゃいけないこと他にもあるよねしかも結構気合いるやつ。

 

そう、

”父として、母としてのおしゃれ for  愛する我が子こんな父さん母さんいますよって周辺よそ様ばっかへのアピールつまり自分ばっかの為なんだけど at 運動会”

 

全員参加の学校行事は保護者っつう見栄のファッションショーですよ実際。

見ててホント楽しいもの。

もうすっかり過去のおハナシなのだけれども。

 

わたし、アレきらいでしたー。

キャップのツバがシャバシャバになってるやつそんなキャップ。

ダメージ加工? ビンテージ加工? まあ何でもいいんですけどつまりよくわかんない英字ロゴとか貼り付けてあるいわゆる ”US百姓キャップ” とでもいうんですかね、あのいろいろ何かとわかりやすいディティール取っ付きやすいお節介さサービスって皮被ったとんでもない余剰選びながら散々ほころぶアイディアオートマチックに炙り出される日常の怠慢油断……etcキリないっつの。

 

つまり、アイディアのなさっていうアイディア、みたいな。

そんな便利さとか。

 

アレ買ってしまうのって選んでしまうのって、父さんなんだろか? 母さんなんだろか?

犯人は誰だ?! なんて。

父さん、あんなん被んならシンプルにヤンキースのキャップとかのがまだいいさUSつながりでもってオーバーサイズでよろしく。

母さん、いつも父さんの悪口ばっか言ってるくせに更にそんなモン被らせるなんてもしかしてワザとなの? 恐ろしいじゃんか隣にいる母さん自身もろともファッション心中かよなんだかおしゃれじゃんか言葉にしてみたら何だか企みの気配すら感じるじゃんかそっかそっか。

 

って、そうじゃなくて。

 

 

もういい歳なんで、わたしの周りでも不倫してるヤツとか気持ちはないけどお互い道具みたいに繋がってるつもりとか昼専門とか夜専門とかつまり、課外活動さえ自らに仕込んで維持したいそんな何かと戦ってるみたいなやつたくさんいますしそれは男女分け隔てなくってことでさえあるんですけれども。

 

きのうもそんなトモダチとそんな意味みたいなハナシになってそんなどうしょうもなさっていう当たり前みたいな有り様とか一先ずみたいな結論交わしたりしたんですけど、何だかふしぎでした、わたしは不倫も恋愛も何もしてなくて一日おきに行くスーパーのレジにいるそこそこいい歳みたいなパートさん相変わらず感じイイな夜遅くまで頑張ってんなとか毎朝駐車場ですれ違うお隣さんちの娘さんすごい美人なのにまだ嫁に行かねえのかなもう結構いい歳だよなとかそんな下世話な観察とかしてばっかでしかも大したストレスも欲求もなくそんなことよかベースのスケール練習とかのが楽しいみたいなことばっか話して、そんなわたしにトモダチは言ったわけですよ。

 

「そうだな、俺もバンドとかやってたら不倫とか多分しねえな」

 

けっこうマジっぽい顔してたはず。

そっかよ、だったらウチのバンドで歌でも唄いなよ、って思わず言っちゃうでしょ。

暗がりでごちょごちょしたことに精出すより、月一回のスタジオ。

目的もなんもないけどそれにしても待ちわびるような二時間。

そんなもんをトモダチと共有したいと結構本気で思ったわけで、そんなモンでカンタンに埋まっちゃう何かがあるなら率直にそれに向かわない手はないはずだって勝手に思うわけです。

そんなモンこそを ”楽しい” と呼びたい と。

 

たとえ不実であったり理不尽であったりする関係とはいえそれにしても惚れちゃった誰彼とそんなことになっちゃうことと、いそいそと楽器練習してメンバー集めて楽しかったり気に食わなかったり気ぃ遣ったりもっと上手になりたいけどなかなかそうもいかなかったりなんてわちゃわちゃすること、どっちがむずかしいんだろか。

手間なんだろか。

 

わたし、ダサいなりにずっとおしゃれとか好きだったし興味深くはいたつもりですから、だからこそ ”US百姓キャップ” 的便利さ有効さ何事もなさ得るもののなさカンタンさつまりとてもカジュアルでコンビニ的ではみ出し感とかない感じがものすごく気味悪くて、それって ”US百姓キャップ” が気味悪いんじゃなくて、たとえばそんな風に人生のとある一日がそこそこに彩られてしまう目的に適ってしまうつまりそんなものがカンタンに手に入って何となく満足できてしまうそんな安心とか良くも悪くも納得出来てしまうみたいな成熟とか許容とかそんな感じのものが本当に気味悪くて、ある年の運動会、わたしはアタマには無地のタオルほっかぶりオーバーサイズのTシャツにスウェットパンツ裾まくっていつもゴミ出しのときとかに履くサンダル履いて散歩のついでみたいにグランドぷらぷら歩きました。サングラスくらいはしたけど。

どっかの母ちゃんはどピンクのテンガロンハット被ってウエスタンブーツ履いて、どっかの父ちゃんはラスタカラーのニッキャ被ってぶりんぶりんって呼ばれてたゴツいチェーンネックレス首からぶら下げて馬鹿な脱走犯みたいだった。

 

 

ああ、こりゃ愛だ。

ってわたしは思って、子どもがいるからこそ張り切れる愛みたいなもんむさぼってんなってその有り様の平和さみたいなもんの向きとかそんな正直さとか考えたりしたわけです。

 

みんな頑張ってら。

わたしはどっち向いてこっか。

 

 

USキャップ的不倫あるいはテンガロン的情事。

ほっかぶりタオル的バンド遊びあるいはサンダル的人間観察。

 

人生も半ばを過ぎたらしき地点において、殊更にやりたいことやろうなんて青臭いことを尚更に思いつめる毎日です。

”そうは言ってもよお、俺たちももういい歳じゃんか” 

ってほとんどのトモダチは大人らしく言うのだけれど、残念ながら全然大人な自覚も実力もないわたしは余程青臭く甘えていたいらしく逃げ込みたいらしく、大人らしくごにょごにょを使いこなすよりはスケール練習を諦めないことのほうがとりあえず何かが待ち受けていやしないか、みたいな気がしてしまうらしいです。

 

おあつらえ向きっぽいUS百姓キャップにはまるきりときめかなかったらしいことはこれまでのつみかさねがさせたことであって、多分今日もほっかぶりタオルを選んだ正しさの証明みたいなものこそを生きたいと願っているはずなわけで、だから気が向いたならトモダチにはウチのバンドで声嗄らすような場面が訪れてくれたならわたしなんかはサンダルの正しさ考える隙にさえ恵まれるのかもしれないなんて、つまり出来ることしか出来ないこの先の勇気みたいなもんこそを考えたくなったことだったのでした。

 

 

不倫なんかやめろ。

エロいことばっか考えるから老けるんだぞ。

 

と言ってやりたい。

 

そんなわたしはトモダチとの飲み会の席ではそんな青臭さを馬鹿にされて鬱陶しがられてばっか。

そんなことさえ手応えと、そんな青臭さこそをいつまで貫けるんだろか。

「そのつもりでいるなら、なれるよ」

と、トモダチは呆気なく言ってくれました。

所詮すげえいいやつでした。

ビビらせんなっつの。

 

 

 

ピーターパンのおハナシなんかじゃないです。

ちゃんとパンツをはいた人のおハナシのつもりなのですおそ松さまでした。