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ONEonONEヘアサロン suffcuts の bosscuts のブログ

長野県東御市にあるDO-S&ハナヘナ専門ぼっち&おしゃべり&おせっかいヘアサロン ・ 人生、恋愛、歴史、経済、宗教なんでもござれダメージヘアを語る隙間にアナタのその日のキモチさえケアしてしまうよと豪語してはばからない恥知らず似非心理マジシャン(自称)スタイリストbosscuts の販促ではないでも集客目的ではあるのかもしれない本気かよ、ってつまりごく個人的欲求の吐き捨て場へようこそ ・ No! Treatment! がモットーだからツヤツヤサラサラとか馬鹿なことは言いませんから

嘘ホントなんてウソ

トリートメントは髪を傷めます!

 

と、相変わらず言い続けているわけですが、街を行けばあちこちで見かけるサラサラツヤツヤのキレイ髪についつい思わされるのです。

 

俺、もしかしておかしなこと言ってる?

 

なんて。

 

 

 

今年のイチオシ! ピンクグレージュ!

ゴージャスな外国人セレブ風グラデーションカラー!

 

とかあちこちのHPとかで見かけるたびに ”可愛いなあ” ”キレイだなあ” なんてもちろんわたしなんかでも思うワケです。

しかも、そんなけっこう ”ムリめ” なカラーを施しつつも何だかその質感はまるきりサラサラツヤツヤな感じだし。

 

 

髪を傷めないやさしいおクスリのおかげ?

天然成分? オーガニック?

トリートメントでダメージ修復?

 

 

ああ、そうかもね。

なんて気にさせられないでもないこともなくもないです。

なんだそりゃ。

 

 

 

髪を傷めないカラー剤。

 

例えばわたしはそういうの、ダイエットチョコみたいなもんだと思ってんです。

家庭の平和を守る不倫、なんて表現したのは誰だったっけか。

 

 

太りたくないけど、食べたい。

わかんないでもない。

 

食べてもいいよ、しかも痩せるんだから心配すんな。

本気で言ってんのかよ。しかも信じちゃうのかよ。

 

 

つまり、そういうこと。

食べれば太るんだし、食べて痩せるなんて生理機能に逆らってる。

きっと何かをごまかしてる。

 

人のカラダって、そんなもんじゃない。

 

そういう単純さを、わたしは案外信じてるっぽいんです。

 

 

 

髪を傷めないおクスリ。

 

そうじゃないです。

髪はおクスリで傷むのではなく、カラーを施すその仕組みに従って然るべく傷むんです。

おクスリの成分なんて大した問題じゃない。

 

 

特に日本人は黒髪ですから、カラーを表現するためには脱色する手続きが欠かせません。ブリーチというやつです。

髪に含まれるメラニン色素を破壊して明るくする。

明るくなった髪に希望の色素を浸透発色させる。

 

つまり、カラーダメージの主な原因はメラニンを破壊することにあるんです。

もちろん、それを行うために作用させるおクスリの影響も少なからずあるでしょう。

けれどそれはヘアカラーという仕組みこそを考えるなら枝葉末節のハナシであって、程度問題に過ぎません。

 

例えば、ピンクグレージュ。

黒髪にその微妙なニュアンスを表現するにはそれなりのトーンリフト、つまり髪の地色をかなり明るくする必要があります。つまり、それ相応のダメージを負うことは避けられません。

 

可愛くなるけど、それなりに傷むよ? 覚悟はいい?

 

欲しがるってことは、本来そういうことなんだと思うんです。

メディアリテラシー

世間には聞こえのいい感じのことたくさんあるけど、それが事実ばかりなのかどうかは別問題なんだと思う。というか、そういう意識は少なからず働かせるべきなんだと思います。

何せこの世の中、働かざるもの食うべからずって事実は揺るぎないんですから。

欲しければ、やればいいんです。

引き換えにするものは、必ず付いて回るものなんだと思うんです。

 

お金払ってるじゃんか、って?

 

もちろんそうです。

それも含めての ”引き換え” ってことなんだと思うんです。

一つも傷を付けずに手術出来るお医者さんなんているんだろか。

そんなこと高らかに謳うお医者さんいるんだろか。

 

この業界はそもそも何かがおかしい、なんて言い過ぎだろか。

世の中案外馬鹿げてる、なんて乱暴な気持ちを思いつかないでもないんです。

 

 

ピンクグレージュ。

セレブ風グラデーション。

可愛いいと思ったんだったら、全然やったらいいと思う。

でも、”ノーダメージ” なんて触れ込みまで信じたがるのはダメなんだと思う。

 

 

それなりの変化を施せば、次にお会いするときその髪はそれなりに確実に傷んでます。

そんな感じに出会ってしまうのが結構苦手なので、わたしんちではデザインに偏るばかりの派手な技術はすすんでやろうとは思いません。

”髪、傷んじゃって”

なんて言われると、自分のせいって気がしてしまう。少なくとも加担した覚えがある以上、やっぱり無関係ではないはず。

 

ブリーチしてグラデーション重ねて、つまり髪はしっかりと破壊されてたっぷりとおクスリの履歴を加えられて、でも微妙なカラーのニュアンスなんて多分一週間も持たない気がする。

そんな乱暴で贅沢なお洒落を施した髪に、わたしだったら次回パーマとかなんてとても提案出来る気がしないし、やりたくないです。おっかない。

トリートメントで補修するから大丈夫、って?

勝手にしろアホか、って思う。

 

トリートメントが剥がれ落ちたら、閉じ込められていたせいでボロボロになった髪がむき出しになるだけですよ。一週間もったら上等。そんなの見たことないけど、そんなもんでいいんだろか?

そしたらまたトリートメントすればいいじゃん、って?

更にボロボロになった髪が……ってつまりそんな循環、迷惑だし責任持てないからウチなんかでは面倒見きれないです。

 

 

髪が傷むのは辛いものです。

 

ダメージのせいでまとまらない髪をスタイリングすることは、ものすごいストレス。

つまり、お付き合いさせていただくわたしにとってもとても辛いもの。

仕事が楽しくなくなってしまう。信じられなくなってしまう。

 

 

二ヶ月に一度パーマをかけても、いつもイキイキとした髪のお客様がいらっしゃいます。

初めてパーマをかけてその二ヵ月後、明らかにコンディションが乱れた状態でお越しになられたお客様がいらっしゃいます。

 

理由や原因は様々にあるかとは思いますが、わたしはどちらのお客様にも同じく注意を払って持ち得る限りの知識と技術で努めさせていただいています。

でも結果は同じく良好なものになるとは限らないんです。

そういうお仕事。

 

 

知らなければならないことはありますし、それに基づかない手はないと思うんです。

求められるもの、求めたいもの、そういう狭間みたいなところに例えばわたしんちのお仕事があったっていいじゃんか、なんて思ってます。

楽ではないんですけど。

 

わたしんち、偏ってんです。

すまんな。

デザインに傾いたらダメなんて言ってんじゃないです。

 

あなたのリテラシー、働かせてくだされ。